面白いリーグとは

セリエは論外になってしまうw
残念だが見栄えが良くない。素人目からはもちろん、サッカーを見て長い人間でも退屈な試合が展開されることが多々ある。

そうなると必然と面白いリーグはリーガかプレミアになる。
プレミアは以前はどっかんどっかん蹴りこむクラブばかりだったが、近年は非常に試合の質が上がっている。3強はもちろん、ラテンなノリのクラブになったリバプール、攻撃型クラブ(ってより守って勝てないw)ニューキャッスル、エンターテイナーのオコチャのいるボルトン、下町のチェルスキーボロなど、面白いクラブが増えてきている。
審判のレベルがあまりにも痛いしGKが愉快でたまらないがそこは目をつぶるとしよう。

リーガはどうだろうか。個人的には現段階では一番面白いリーグだと思う。
しかし、近年のリーガを見ているとプレミアに逆転されるんじゃないかと危惧してしまう。リスク回避のクーペルスタイルの4−4−2や、ベニテススタイル4−2−3−1を導入するクラブが増え、縦に速くなっているがリーガの魅力のワイドなサッカーが消えてしまっている。
象徴的なのがオサスナ、アルバせーて、サラゴサ、ヘタフェ。守備重視、効率的なカウンターは結果は出るのだがリーガを見ているようには思えない。

魅力的なサッカーを見せているのはバルサ、レアルくらいなものだろう。デポルも面白いサッカーだったが今シーズンは散々。バレンシアは・・・。ベニテスにあれだけの資金手渡せば魅力的なクラブになったと思うのだが・・・。エスパニョールも4−4−2のカウンターなのだが、デラペーニャというアーティストの存在や、チーム全体のパス回しの速さなどが楽しいサッカーを作り出している。ホアキンのいるベティスとともに異色の存在である。

ただやはり近年リーガのスペクタクルは下降傾向にあるように映る。バルサが復活を遂げていなければどうなっていたか。考えるだけでも怖ろしい・・・。