付け足し

ジェラードがレアルに移籍決定という衝撃的な情報を耳にした。これが事実なら97年、オーウェンが大暴れした頃より続けたリバプールサポを辞めると宣言する。
オーウェンの移籍は反対だったが、理解できる部分もあった。
湯水の如く金をつかうもタイトルはカップ戦のみだったウリエ政権。
特徴はオーウェンに極端に依存したカウンターサッカーだった。
そして今シーズン、スペインよりベニテスを招聘し華麗なリバプールを取り戻すことを目指した。
そんなベニテスにとってウリエ政権の象徴のオーウェンは「負の遺産」だったのかもしれない。
アンフィールドの象徴だったオーウェンをせめて1シーズン試してもいいのではとも思ったが、ウリエ時代の象徴を手放しジェラードを象徴に。新時代の到来のためにオーウェン放出は仕方なかったと理解する。
しかしジェラード放出の意図は何か。金か?ジェラードは新時代の象徴でありクラブの誇り。誇りが金で買えるか?
いい選手を欲しいと思うのは当然である。彼ならマケレレの亡霊を振り払うどころかそれ以上のものを与えてくれるだろう。したがってペレスに非があるのではない。
クラブの象徴の移籍騒動を抑えることの出来なかった無能なフロントが悪いのだ。