スペインを語ろう

セリエは、当たり前のようにミランとユーベが勝ち、インテルが引き分け、ローマが負けてしまいましたとさ。

ローマは本格的に危険だね。デ・ロッシマンUカッサーノはレアル、アクイラーニミランと均等に分割をしましょうかw

面白かったのはリーガ。やっぱりスペースががっぱり開いてるところだから色々と美技を見られて面白い。バルサ、レヴァンテ、昨日のレアル、セヴィージャ辺りは物凄い攻撃が見られる。

愛するエスパニョールはモダンサッカーを見せつけラシンに勝利。
タムードは裏を淡々と狙うタイプだし、デラペーニャもこねる訳でもなく、ひたすらグランダーのスルーパスを狙うわけで、それが今のカウンター戦術の思惑とうまい事一致した。

困ったらセラーノ、マキシ、イバーラのサイドに預けてみたり、ダニに預けて縦に深く攻撃してみたりするなど、カウンター主体のチームとは言え攻撃のバリエーションが多いのも見逃せない。

それと、補強が大当たりに加えてチームが底上げされた成果がここで出たって感じです。
セラーノ、カメニ、イト、ダニ、イバーラ。ここまで当たったのはカマーチョ時代だから97年辺り以来のはず。ポチェッティーノの完全移籍も今年のことだから、まぁよく掘り当てたもんだ・・・w

デポルとバレンシアが息を吹き返す前にポイント稼いで、UEFAカップ出場権あたりはもぎ取って欲しい。

セビージャは今は我慢の時期かなと思う。むしろこれだけやっているチームは素晴らしいと思う。地方の小クラブがUEFAカップ、コパデルレイを掛け持ち、リーガでこの順位につけているのだから。

マククラの復帰によってフィニッシャーの問題が片付けばCL圏内。それがダメでも守備の安定しているクラブだから大崩れは無いと思う。UEFAカップ出場権は争ってくれるはず。

それと、ビルバオ、デポル、ソシエダの低迷が気になる。
ビルバオ、デポルは選手層の薄さが原因だと思う。それぞれUEFAカップ、CLを戦っており、そのツケがリーガの成績にきている。

バスク純血主義の為、補強に限りのあるビルバオは致し方ないが、補強を怠ったデポルは自業自得だろう。
財政難も囁かれており、ここらで新しいサイクルに突入するべきなのかもしれない。

ソシエダはかつてチームを降格から救い、CL出場に導いたコバチェビッチが不振で足を引っ張っているようだ。コバチェビッチもいい歳だからなぁ・・・。

補強もアルテタだっけか?それくらいしか聞かないし、不振もチーム強化を怠ったせいかなと思う。チームも選手層が薄く、コバチェビッチの復調を祈るしかないのではないだろうか。

ビルバオ、デポル、ソシエダは、リーガを盛り上げる上で欠かせないクラブだと考えているので、早く復調し、強豪をなぎ倒して欲しい。